気は全身に存在し、五臓六腑にもいきわたっています。

気の調子が悪くなると、からだの調子も悪くなります。

気の異常には次のようなものがあります。

気虚
気の量が足りない状態を気虚といいます。生み出される気が少なくなるか、使われる気が多くなることで気虚となります。栄養不足や過労、脾や胃のはたらきが弱いことなどが原因でおこります。
気虚では内臓のはたらきがにぶり、抵抗力も弱くなります。そのため、からだが疲れやすくなり、手足などがだるくなります。気力が低下し、食欲がなくなります。
また汗をよくかくようになったり、よだれが出てしまったりします。

気滞
気がうまく動かず、からだの中で滞っている状態を気滞といいます。ストレスなどが原因で起こります。
気滞では胸や腹部が張り、痛みを感じるようになります。

気逆
気は軽いものであり、上にあがる性質があります。気はふつうは体内を循環しているはずですが、気の流れがうっ滞してからだの上部から降りてこなくなることがあります。これが気逆です。
気逆ではそれが起こった場所によりさまざまな症状がでます。
肺におこると咳や喘息などの呼吸器の症状がでます。
胃におこるとげっぷや吐き気、お腹がはっている感じなどの消化器の症状が現れます。
怒りっぽくなる、イライラする、めまいが起きる、抑うつ気分になる、喉のつかえ感があるなども気逆の症状です。